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FX指値と逆指値注文の仕方とは?放置で決済!【ヒロセ通商】

目安時間:約 10分

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今回は実践的なFXトレードの一連の操作、「指値」「逆指値」を通してご説明します。

 

実際の「指値」「逆指値」を用いたトレード方法をヒロセ通商の実際の取引画面でご紹介しますので、FX初心者の方には必見な情報だと思いますよ。

 

≪注意点≫
今回の内容はFXトレードの経験が無い、または始めたばかりの初心者を対象としていますが、「指値」「逆指値」などのFX用語やFXにおける基本的な仕組みや機能をご理解している方を対象としています。

 

その為、今回の記事では、そうした基本用語やルールに関する詳細は、極力省略させていただいております。

 

FXに関する用語やルールについては用語解説について関連記事をご案内いたしますのでご確認お願いします。

 

また、今回の記事は利益を確実に獲得できる方法を伝授するものではありません、FX取引は全てが自己責任でお願いします。

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ヒロセ通商の「LION FX」は始めやすい

今回の「教材」はヒロセ通商の「LION FX」。

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ヒロセ通商は他のFX会社と違い、取引通貨単位が1,000単位で設定されています。

 

ちなみにTVCMなどで認知度が高い「DMM FX」は1万単位。

 

「通貨単位」は、1回のFXトレードで投資する量を表す単位です。

 

単純に1,000通貨単位と1万通貨単位ならばその差は「10倍」。

 

「DMM FX」は資金が豊富で専門トレーダー向けなのに対して、ヒロセ通商は通貨単位を低く抑えた事で小遣い稼ぎの副業トレーダーに向いているFX取引会社と言えますね。



ヒロセ

「指値」「逆指値」の具体的実践

 

それでは「LION FX」を使用して実際のトレードを見て行きます。

 

ターゲットとする通貨ペアは「米ドル/日本円(USD/JPY)」です。

 

※「米ドル/日本円(USD/JPY)」の特徴については、FX狙い目は月曜日?土日祝日に値動きは?通貨の傾向も検証!の記事で解説しています。またその他の通貨についても解説しているので是非ご覧ください!

 

「日足→10分足」を確認して全体のトレンドを掴む

 

まず長い時間足である「日足」から短時間の変化を表す時間足「10分足」までを順々に確認し、チャート全体のトレンド方向を確認します。

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特に上図のように短時間足のトレンドと長時間足のトレンド方向が逆転している状態は要注意ですよ。(クリックすると拡大できます)

 

通貨にもよりますが、大体の場合は長時間足のトレンドが主流であり、短時間足で逆転している場合はすぐに反転してしまう可能性が高いからです。

 

そんな時にトレードを行う場合には取得する利益を低めに設定しておき、短時間で引き上げられる様にしましょう。

 

チャートの左横にあるアイコンから「テクニカル設定」を選択し、「単純移動平均」や「ボリンジャーバンド」などを展開してチャート状態を把握するのもひとつの手ですね。

 

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★ここで応用実践
ボリンジャーバンドについては以下のページで紹介しています。もしご興味があれば参考にしていただければと思います。

⇒FXボリンジャーバンド即実践!使い方と弱点は?シグマの見方!

 

「サポートライン」と「レジスタンスライン」を確認する

 

ご存知の通り、FXトレードの基本です。

 

現在価格の近辺に存在する「サポートライン」と「レジスタンスライン」の位置を確認します。

 

この価格が「指値」「逆指値」の目安となります。

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トレード開始

 

仕掛けるトレンド方向を確認したらトレードの開始です。

 

「LION FX」ではチャート上でマウスの右クリックでメニューを開く事が可能です。
今回は「買注文」または「売注文」をクリックします。(クリックすると拡大できます)

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選択してクリックすると「注文」ウインドウが開きます。

 

指定したい通貨量を設定して(通貨量は「設定」で指定可能です。)「注文」ボタンをクリックして確定します。

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「指値」「逆指値」の指定

 

①上のメニューから「情報」を選択し、「ポジション一覧」をクリックしてウインドウを開きます。

 

その時にトレード中の通貨一覧が表示されますので、必要なトレードのチェックボックスをクリックしてから「決済注文」または隣の▼をクリックします。

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②「決済注文」ウインドウを開いたら、ウインドウ中央付近に「執行条件」があり、「成行」「指値」「逆指」「トレール」の中から「指値」または「逆指値」を選択します。

 

次に、「レート」「予想損益」から指定したい数値を設定しましょう。

 

●「レート」

 

到達すると予想出来るレート値を入力します。

 

チャートの動向を確認して「逆指値」ならば「サポートライン」、「指値」ならば「レジスタンスライン」を到達ラインとして設定するのがよいでしょう。

 

●「予想損益」

 

日本円換算して損益を設定できます。
逆指値などは資金量を確認して損切りしたい価格を設定できます。

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ポイントとしては、「指値」は予想に自信が持てる場合は、チャートから予測して先の「サポートライン」または「レジスタンスライン」から「レート」に値を入力するのが良いでしょう。

 

しかし、チャートからの予測できる最大値ではなく、その少し手前を設定するのが必須です。

 

確実に利益を取りたいならば、チャート動向の予測値を入れるより、「1,000円」や「1万円」などと利益価格を決めておき、その価格を指定するのも安全策です。

 

今回は確実に利益が狙える後者の方法を採用しました。

 

「逆指値」は「サポートライン」等のチャートの動向よりも自己資金量から安全な値を設定するのが良いでしょう。

 

しかし、完全なトレンドが発生している時などはチャートの状態を確認して高めに設定しても良いでしょう。

 

損切りの値は経験による按配が必要で絶対的な値は存在しません。

 

 

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結果

 

ちなみにトレードを開始したらチャートに「チャート表示」機能を使用して「約定価格」「指値」「逆指値」を表示可能です。

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「指値」「逆指値」を設定しておけば他にする事はありません。

 

 

どちらかの約定価格に到達すると自動的に決済されます。

 

 

結果はというと見事「指値」で約定して手堅く500円の利益を獲得しました。

 

必要ならば「設定」からメールアドレスを設定しておき、スマホなど指定したアドレスに決済通知を連絡する事も可能ですね。
またiPhone・Android・iPad専用のアプリがあり、PCと連動させる事も可能です。

 

さらにはスマホと連動させる事で電車などの移動中や仕事中でも、ササッと素早くトレードを行うことが出来ます。

 

ひとつ残念なのはスマホ版では「指値」「逆指値」の決済注文で「予想損益」を日本円で指定出来ないところでしょうか。
 

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まとめ

 

ヒロセ通商の「LION FX」を利用して一連の取引手順をご紹介しました。

 

こうした基本的なメニューやコマンドは、他のFX会社のツールでも同様でツール内の配置や呼び出し方が違う程度です。

 

「指値」「逆指値」を利用するとチャートを監視していなくてもトレードを行うことが可能です。

 

他にも「IF注文」や「IF-DONE注文」など論理式注文を使用する事で詳細な動向に対応した注文が可能になります。

 

まずは操作に慣れるためにも公式HPから登録して「デモトレード」から始める事をお勧めします。

 

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