あなたはネット情報でも、書籍であってもFXで利益をあげる方法に関して色々な手法を目にすることがあると思います。
自己流でFXを行っても天賦の才が無い限り利益を出すのは難しく、ギャンブルの域を出るのは難しいでしょう。
FXはゲームやギャンブルではなく、あくまで損をせずに利益を上げる事を目的とした投資です。
自己流を駆使し、実戦の中で学ぶのも悪くは無いとは思いますが、先人達の知識や手法から学ぶ方が成長は早く、資産の損失が少ないうちに一人前のトレーダーになる事が出来るでしょう。
今回はそんなFXで利用されている手法に関してまとめ、実際に検証してみました。
■注意■
これからご紹介する手法は確実に利益を保証するものではありません。
成功率が高いと言われている手法の紹介記事であり、本記事によりFXで損失ゼロを保証するものでもありません。
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目次
まだ始めたばかりの初心者の方の手法で大事なのが、「ルール」の設定です。
日足から見るのは、大きな視点から為替市場を確認する必要があるからですが、決済するときは基本「15分足」で取引をしましょう。
大きな視点というのは「円安」「円高」は一日よりも長いスパンで発生・継続して行くことをいいます。
一日または最近のトレンド方向を基準として為替市場は動いてゆきますので、その全体的な流れを確認するのは重要な事です。
図に示す様に一日のトレンドと同方向のトレンドラインが形成された場合。
同方向へのポジション(これを順張りと言います。)を行っても損失決済に陥る可能性は低いので比較的安心です。
逆に反対方向のトレンドが発生して、それに対して順張りポジションをしてしまった場合。
または真逆なポジションをした場合。(これを逆張りと言います。)
この場合には大勢のトレンドとは逆方向なので、現在はプラスでも長時間それが維持する可能性は低く、また反転する可能性が高いと考えています。
チャートを開いてみたらトレンドが発生していた。
そんな状況に出合っても即座にポジションするのは止めています。
トレンドについての記事はこちら!
確認した時がトレンドの終端かも知れません。
自分が決めた基準値にアラームを設定してそこへ差し掛かった時に最終判断をしています。
あくまで「最終判断」でそこに到達したからと言って機械的にポジションする事はありません。
先の条件にあった「全体的なトレンド」や「近々の価格推移」から判断します。
経済指標発表後には、必ずと言って良い程に価格変動が発生します。
大体は変動した後に元の価格へ戻ろうと「反発」が発生しますが、時には一気に価格が変動してそこで固定してしまう場合があります。
めったにありませんが、銀行等が休日の場合には、価格変動が大きく出る場合がある為に注意が必要です。
この時に変動方向と逆張り(真逆のポジション)をしていると一気に損失が膨れ上がります。
常時チャートに張り付いているときには良いのですが、仕事中など監視出来ない時には値動きが反転してマイナスになってしまう場合もあります。
その為、予測した指値設定だけはしておき、プラス決済となる可能性が高くなるようにしています。
逆指値については、この後で説明しますが基本的には予約設定していません。
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マイナスしてもすぐには決済しない
為替相場は一方向的なトレンド相場がハッキリと目に見える状態で長時間続く事は稀な事態だと思ってます。
価格変動の多くは、レンジ相場的に価格変動をしながら徐々に上下しながら推移して行きます。
レンジ相場についてはこちら!
その為、マイナス評価がついたからと言ってすぐに決済しても、30分や1時間後には元値に近い付近まで戻る事も多々あるわけです。
その為、損切りラインにアラームだけを設定しておき、損失決済は必ず市場動向を確認してから決済します。
ただし、長時間市場を確認出来ない時や損切り判断が難しい時には、逆指値を設定する場合があります。
やはりFXを仕事にしている人の話は聞いておいて損はありません。
特に初心者の場合、時流をわかりやすく解説してくれるコラム記事は大切な情報源でしょう。
また基本的にFXは
「通貨ペアの国同士でどちらが好景気か?」
を表した物ですから、経済ニュースは大事です。
対象国の言語が解ればリアルタイムで情報を入手可能でしょうが、一般的なニュースサイトからの情報でも大概は問題ありません。
私はテッパンのYahooの記事を愛読しています。
私が実際に実践していてお伝えしている方法は、ホントの初歩的な手法です。
「その時、確実に利益を得る」という考え方よりも、
『一か月や一週間などの一定期間でマイナスとしない』
という方を意識しています。
これから紹介する手法は一般的なFX手法ですが、分かりやすく解説を入れていきます。
ニュースで聞いたことのある『ダウ』。
知っているようで、説明のつきづらい”ダウ”について検証します。
「片方向への価格変動が始めると、それを反転させる事象がない限りその方向へ変動を続ける。」
これはダウ理論にある基本のひとつです。
ダウ理論は1900年代にアメリカの証券アナリストである、チャールズダウ氏が提唱した理論。
経験則から市場での価格変動に関する事柄をまとめたテクニカル理論です。
●「アップトレンド」「ダウントレンド」
ダウ理論ではトレンドに関して3つの状態を定義しています。
価格の上昇を「アップトレンド」
逆の下降「ダウントレンド」
変動の少ない状態を「レンジ相場」
図で示したように高値と安値が交互に繰り返しながら推移してゆきます。
この時に「前の価格(安値または高値)」を超えなければ、そのトレンドは継続して行くとみなします。
この「前の価格」というのは、「アップトレンド」では『前の高値』、「ダウントレンド」では『前の安値』を表します。
●「トレンドの発生」
各トレンドの発生は、トレンドの継続と同じで基点となる価格を超えずに、ひと山越えてからの戻り価格(アップでは高値、ダウンでは安値)が前の価格を越えていればトレンドが発生したとみなします。
これは図表を見ると分かりやすいですね。
参考・引用URL: http://fxxy.org/230.html
引用URL: http://lbellfx.net/daw.html
ダウ理論と同じFXで基本的な思想がライントレードです。
ライントレードの基本理論は、下図に示す簡単な決まりごとだけです。
赤い線がチャートを示し、レンジ相場状態を表しています。
図に示した価格の反転部分(丸印)をそれぞれ「サポート」「レジスタンス」「ブレイク」と呼びます。
「サポート」(緑丸):先のダウ理論で「安値」と呼ばれる部分です。底値とも呼びます。
「レジスタンス」(オレンジ丸):名前は抵抗を意味します。その名の通り価格の上昇に対して抵抗する様に動いている価格値。
「ブレイク」(ピンク丸):レジスタンスを抜けた箇所を表します。
最初は「サポート」と「レジスタンス」の間でレンジ状態を維持していますが、ブレイクを通過すると、今まで「レジスタンス」であった価格帯が「サポート」に変化するとライントレードでは考えます。
この図を逆さまにすると「ダウントレンド」を表していることになります。
これにより、近々の「安値」と「高値」を予想することが出来るというわけですね。
また「ブレイク」を確認した次の反転価格を確認し、そのラインが「N」を描いた後で次の「サポート」「レジスタンス」を確認できたらポジションするチャンスである事を示します。
参考・引用URL: http://tg-fx.info/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E7%9A%84%E3%81%AA%E5%BF%9C%E7%94%A8%E6%89%8B%E6%B3%95/
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こちらでは「ダウ理論」に関してまとめた動画をご紹介しておきます。
深堀して完璧にこなしたい人向けにいい動画になっています。
FXでの「手法」は、我々がスポーツ等で見受ける「技術」とは違う物だと思いますね。
為替相場の動きに対して複数のパターンがあって投資者本人がその中から選択・決定して行くという行動を「手法」と呼んでいるからです。
最終決定を行うのは本人ですから、世の中にある手法の中から自分が最終決定を判断しやすい方法を検証してみるのが一番でしょう。
一番いけないのが、損失決済をした時に
「何故、損失決済に至ったのか?」
を検証しない事です。
何故を求めると損失決済を起こした時、その反省と検証する事で心情をクールダウンして平常心で次の取引に向かう事が出来るからです。
損失したから、間髪入れずに逆ポジションや逆転を夢見てポジションするのは平常心を失っている証拠。
どんな時にポジションし、どうして損失決済することになったのか?
これを常に確認し次回に生かせないとFXで勝ち上る事は難しいでしょう。
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