日本有数のFX会社、例えば「DMM.FX」や「GMOクリック証券」では登録者限定でセミナーが定期的に開催されています。
過去に機械的な作業で収益アップできる「スキャルピング」についても、こちらの2社で徹底検証しています。
⇒FXでスキャルピング禁止業者は?DMMとGMOクリック証券徹底検証!
セミナーでは、その会社に所属しつつFXに精通した方がFXの仕組みやトレード方法について親切丁寧に解説してくれています。
人に説明出来るくらいに精通していれば、会社などに属さずに自分でトレードを行った方が儲けられそうな気がしますよね。
前にネット配信でのオンラインセミナーで同様の疑問を持った視聴者が質問を解説者へ送っていました。
その時の解説者からの回答は、
「知識だけあってもFXで勝つことは難しい」
との回答でした。
確かにFXは知識と運のバランスで成り立つ「不確定な利益」ですし、普通の会社勤めならば、仕事さえ消化すれば「確実に一定の利益が得られ」ます。
そこで、今回もそうした「不確定な利益」を確実に得る為には「何が」必要なのか考察して行きましょう。
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目次
私は普段よくYahooファイナンスの「どうなる?今後の米国ドル」で掲載されているコラムや近況解説を参考にしています。
最初の話と同じで、様々な証券会社の人達から視た「米国ドル/日本円」の動向予測を確認する事ができます。
しかし、そうした名だたる証券会社に所属している人達でも、予想を100%的中させる事は不可能ですよね。
そうした人々は、自己資金を投資している専業トレーダーではありません。
しかし、人々のお金を預かっていて、顧客の代わりに運用して利益を上げなくてはならないある意味プレッシャーのかかった人達です。
当然、為替の知識に関しては我々よりも多くを知り、経験の場数も多いはず。
しかし、その経験に基づく「コラム」や「予想」は、100%的中は不可能で、あくまでも「天気予報」程度の指針にしかなりません。
これは、「知識」だけでは「超えられない壁」が存在する事を示している証明でもあります。
そう考えるのは早計です。
例えば、下記の様な「米国ドル/日本円(60分足)」(2016.12月)があります。
このチャートを何もなく「視た」場合、
12/12の高値を頂点として、12/13から12/14では「レンジ相場」となっている事が見て取れます。
しかし、この先は「買い傾向」なのか「売り傾向」となるのか動向はまだ解りません。
「雲」は上昇雲でありますが、価格が雲の中に突入していて、そのまま下抜ける可能性が見られます。
下抜ければ「売り」傾向が強まり、逆に雲を上抜ければ、一気に「買い」傾向に変わるかも知れません。
どちらにしても「レンジ相場」から、近々に抜け出す事が予想出来ますね。
一目均衡表について詳しく知りたい方は以下のサイトも参考にしてくださいね。
「パラボリック」を当てはめると、青いライン(売り)よりも赤いライン(買い)が多く、全体的には「買い」傾向と判断できます。
パラボリックについて詳しく手法を知りたい方は以下のサイトもチェックしておいてくださいね。
さて、この三例を確認してあなたはどうされますか?
正しい答えは「しばらく傍観する」が正解です。
つい我々が勘違いしてしまうのは、「一目均衡表」も「パラボリック」も「未来予想」ではなく、「現状確認」と「予測」を分かり易く表示しているだけだという事です。
この場合、多くの利益を上げたくて、「例3」から「買い注文」を入れてしまいがちです。
ですが、この時には「雲を抜けた方向を確認してから発注する」または「近々に存在するサポートまたはレジスタンス値を抜けたら発注する」事で確実に利益を確定させる事が出来ます。
この様にFXにおいて先人たちが作り上げてきた「テクニカル手法」や「インジケーター」は、利益を上げる為では無く、判断に迷った時の損害を極力抑える為の「知識」です。
利益を確定する為の知識ではありません。
「テクニカル分析」も「インジケーター」も、以下の2項目を示す指針にすぎないんですね。
しかし、初心者ほどこの2項目を守ることは難しいと思います。
こればかりは経験を積んで理解するしかありません。
さて、「FXで勝つ人」および「負ける人」について世間の人々はどう考えているのでしょうか?
まずは【勝つ人】のツイッターの投稿を見てみると
<FX心得>同じ手法でも勝つ人と負ける人がいる。これは手法よりも大事なことがある証拠。
— FX負物語-マケモノガタリ- (@fx_maind) November 21, 2016
賢者は愚者から学び、愚者は賢者からも学ばず。 FX板より 人の失敗を笑っている人は早晩同じ道を辿ります。そうならないためにどうすべきか、勝つ人はそう考えています。
— 脱サラFXコンサル@月利20%FIX (@fx_infomation) December 12, 2016
FXなどの投資と野球のバッティングは似ている。
どんな選手でも7割は失敗する。イチローでさえそうだ。
結局、一流かどうかの分かれ目は、理想のスイングが出来なくても結果を出せる能力があるかどうかである。投資の世界でも勝つ人は、理想のトレードが出来なくても結果を出している。
— まさと (@yamakei80) April 5, 2015
次に【勝てない人】を調べてみると
FXで負ける人 の共通点は、勝ち額は小さく決済回数も多いが、1度の負け 額が大きいため今までのプラスが一気に吹き飛ぶ。(利小損大)
— fsdfs (@fx7824cv) November 15, 2016
FXで何億も稼いでる人とか、すでに総資産が10億とかって人のやり方は知らんけど、負ける人のパターンで最初は損切りできないうちに証拠金が尽きる、損切りできるけど利確よりも損切りが多い、エントリーポイントが間違ってるのどれかだと思うんだよな
— Gigliati (@Gigliati0106) August 5, 2016
こうして調べてみると、【勝つ人】より【勝てない人】に対する事例が具体的ですね。
ようするにツイートが多く具体的という事は、【勝てない人】が多い事を表しているのです。
しかし、【勝てない人】の事例が具体的に判っていても、なかなかそこから抜け出せない人も多いはず。
【勝つ人】と【勝てない】人の決定的な違い、これはやはり、自分で経験して学んでいくしかない事なのでしょう。
今回の動画はFXについて「勝つ方法」をまとめてみました。
『FXでカンタンにストレス無く勝つための訓練法!』
『FXで勝つ為の(3個)の要因!』
FXだけではなく、ギャンブルや世間一般の仕事でも「一流」の人々は存在します。
そんな優れた人は、どんな業界でも「一握り」であり、多くは収入も大変高給です。
そうした「一流」と「一般」の相違点を理解する為には、他人に教えてもらうのではなく自分で気づかなくてはなりません。
そして一番大切な事は、FXに【勝ち負けは存在しない】という事です。
FXは投資であり、我々は誰かと競争をしている訳でも、FXに”ゴール”がある訳でもありません。
まずはそうした考え方から解脱する事が必要ですね。
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