FXの手法に短期取引で行う「スキャルピング」と呼ばれる方法があります。
かなり有名な手法なのですが、巷の噂では、FX会社ツール上では禁止としている業者も多いと聞きます。
今回はそうした口座凍結等の噂についてDMMFXとGMOクリック証券を事例に、深く検証・調査しました。
さて、「スキャルピング」という手法についてFX会社は「スキャルピング」を本当に禁止しているのか調べてみました。
特にネット上の情報を調査してみると、「DMMFX」と「GMOクリック証券」の2社の名前を多く見かけますね。
まず、この2社に限定して「スキャルピング禁止」の可否の調査結果です。
画像引用:DMM.COM公式HPより
ネット上を調べてみると、「DMMFX」が「スキャルピングでの取引を禁止」しているという噂は多く見ることが出来ますね。
「お客様の口座状況並びにお取引状況を精査いたしましたところ、 店頭外国為替証拠金取引(DMMFX)約款の禁止事項に該当していると判断 いたしました。」だって。何がダメなのか電話で聞いたら、「スキャルピングが多いから」「スキャル禁止ではないが取引金融機関との兼ね合いで」 #DMM
— かずぅ$¥ (@rktnfx) October 17, 2016
今日の収支は-7万wドル円が119円から動かないし仕方ない。こういう相場ではスキャルピングだと難しいね。
てかDMMってスキャルピングで口座凍結されるらしいね。怖いからしばらく控えようw— 青酸ソーダ(父兄) (@sxsxsoda) August 26, 2015
MM.com証券とGMOクリック証券は基本的にスキャルピング禁止のようです。 DMM証券 も禁止
— SFまこちゃん5才 (@menba555) April 30, 2015
こうした投稿からも分かる通り電話取材による体験者の声もありますが、イメージ主導な部分がいまだ強い状態。
ですが、決定的な「証拠」といえる情報は、ネットの情報から得られる事は出来ませんでした。
唯一、「FX検証マニア」というサイトで、実際に「DMMFX」から口座凍結を受けたと「勧告メール」のコピーを提示している記事を見かけたほど。
しかし、勧告メールの内容とサイト記事の内容を確認してみると、「スキャルピング」による口座凍結という明確な証拠が無く、(根拠となる、メール文中の規約がDMMには存在しない)あくまでも、メールを受け取った当人の推測で「スキャルピング」が原因で「口座凍結」されたと述べているだけですね。
実際に「DMMFX」の「約款」を確認してみました。
内容を確認すると、第7条.禁止行為の(9)項で「短時間での注文を繰り返し行う行為」を禁止行為として規定していました。
(引用;DMMFX約款より)
「短時間」という文言に「何秒」という実際の時間の規定はないものの、これが噂の理由となっている事は明確です。
どうやら、「DMMFX」で「スキャルピング」は敬遠しているようですが、厳密な規定はなくDMM側の一存で決定されていますね。
先の「DMMFX」での例を踏まえ、「GMOクリック証券」の「約款」も確認してみました。
その中の禁止行為に「スキャルピング」または「短時間での注文を繰り返し行う行為」は含まれていませんでした。
それどころか、FX取引ツールには「スピード注文」と呼ばれる、あきらかに「スキャルピング」向けのツールが存在していました。
「GMOクリック証券」では「スキャルピング」に対して寛容な態度をとっていますね。
加えて、FXを気軽に始めやすい印象なのがGMOクリック証券で、私も実際に使っていますがスマホの取引ツールの中ではダントツで使いやすいです。(PC版ではヒロセ通商がおすすめ)
注文は全てスマホより入力。 GMOクリック証券のアプリはなかなかよいですぞw
— セレさん (@MorningGet) February 22, 2012
★tktkさん(29歳 男性)のケース
いろんなfx会社を利用していますが、GMOクリック証券の良さはスプレッドの狭さと特にスマホ向け取引ツールが見やすくて操作性も良くとても便利です。
初心者の方にも優しく使いやすいのでおすすめです。
こうした実際に当サイトに寄せられた口コミを見てみても、ツールの使いやすさは抜群でスピード注文もパッと見でもすぐ分かりますね。
ちなみに、1000通貨取引の手数料が無料で初心者向けにおすすめの、外為どっとコムでもスキャルピングに有利な「スピード注文ツール」が存在します。
ツールもとても見やすく中央左右に現在の売値、買値が表示されていて、すぐ下の売・買のボタンをスロットマシーンを操るがごとく、ワンクリックするだけで決済が完了します。
直近の売値と買値のレビューが提示されるので、自分の直近のポジションを瞬時に確認でき、取引の傾向が一目瞭然です。
画面を広げれば取引の損益もパッと確認できますよ。
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以下のサイトでは実際にスキャルピングで成果を上げた内容と、損切りのコツについて特集しています。あなたの収益アップにぜひ以下のサイトを役立ててくださいね。
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「DMMFX」「GMOクリック証券」の2社で、限定的ではありますが「スキャルピング禁止」と明言はしていませんでした。
では、何故に「スキャルピングは禁止」という噂が流布しているのか?
今回、その理由を「GMOクリック証券」の実際の公式HP内にある注意書きから発見しました。
株取引や外国為替証拠金取引(FX)等を自動で行うソフトウェアについて、会員制で販売又はレンタルする行為は、
一般的には金融商品取引法上の投資助言・代理業に該当すると考えられ、金融庁や各管轄財務局等に金融商品取引業者(投資助言・代理業)としての登録を受ける必要がございます。
上記登録を行わずに会員制で自動売買ソフトの販売・レンタルをする行為については、五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金という罰則が定められており
(金融商品取引法第29条及び第197条の2第10の4号)
このような業者から自動売買ソフトの販売に関する勧誘があった場合には、警察や金融庁等にご連絡いただくなどのご対応をお願いします。
(参照URL:https://www.click-sec.com/corp/info/compliance/sys_legal.html)
ちなみに、「金融商品取引法」では、公的な許諾が無い相手からの自動取引を行うプログラムを購入またはレンタルしたFX取引を禁止しています。
自動的に売買を行うプログラムならば、「スキャルピング」も的確に最短時間で実行するでしょう。
これが「スキャルピング禁止」という噂の出所ですね。
確かにソーシャルゲームなどでも、ゲームへ接続して用いる「自動ツール」を使用したゲームの参加は禁止しています。
自動プログラムは短時間で連続動作を行いますから、運営側のサーバーへ負担をかけてしまいます。
サーバーに負担がかかれば、他所にも影響が発生し、全体的にシステムが遅くなる、またはダウンしてしまう危険性もあります。
これが「自動プログラム」の参入を禁止している理由ですね。
FXの初心者の人がネットなどから情報を採取していると、スキャルピングはトレーダーがデイトレの短期取引で利益を上げる手法でまず最初に聞く投資手法だと思います。
「スキャルピング」とは、下図に示した様な大きくチャートが波打っている時を見計らって、短時間でトレードを行う手法です。
確実に利益が出る時にトレードを行い、利益が確定している間に決済する、短い時間で行動するその方法はジェット戦闘機の「タッチ&ゴー」に似ています。
「スキャルピング」が「薄く皮を剥ぐ」という意味を持つと言われるのも、それが所以です。
そこで「スキャルピング」と呼ばれる手法について理解する為にも、「メリット」「デメリット」についてまとめてみました。
短期取引で損益を確定して終了する為、1回の取引で受ける損失が少なく、精神的ストレスが少なくて済みます。
「スキャルピング」では、自分が見ている時間内にトレード・決済と一連の取引を終わらせます。
当然、大きなトレンドが来ている時だけ取引を行う訳ですから、変動リスクを被る可能性は限りなく少なくなります。
他にもリスクを減らす為に、「だまし」を回避する手法もありますよ!スキャルピングを実践する際は知っておくべき知識ですので、確認しておきましょう!
・FXスキャルピング手法とコツは?だまし見破るテクニック動画も!
大きなトレンドを見つけ、トレードして利益が確定したら決済する。
基本的には同じパターンから動作を行う為、その方法に対して自分の持つ問題点や反省点を見つけやすく、また改善しやすいですね。
特に主婦の方は、FXに費やす時間が多い分、こうしたスキャルピングからしっかりと実力を付けて次のステップへと進んでいくといいです。
⇒FXで主婦が大損する理由は?失敗しないおすすめ証券会社紹介!
突然発生する局所的な変動など、普通のトレードではピンチな状態が「スキャルピング」ではチャンスである場合が多々ありますね。
「スキャルピング」が行えるトレンドの形成は、いつ発生するか予測不可能です。
当然、「スキャルピング」を実施する好条件が整うまで、チャートを監視して待ち続けなければなりません。
FX会社の設定しているスプレッドは「固定値」ではなく「可変値」です。
その為、大きな値動きが発生するとスプレッドは大きくなり、トレードを開始しても大幅なマイナスからのスタートで利益没収の場合も多々あります。
トレンドを狙って短期取引で決済する為、得られる利益は少なくなります。
ルールを決めずにチャートのラインを辿る様な方法で行動していると、ただチャートに振り回されて資産を減らすだけになりかねませんね。
結果として、人間が手動で行う「スキャルピング」ならば、問題はなさそうですね。
しかし、私の過去にあった経験で、携帯電話を「凍結」された事を思い出しました。
携帯のコミュニケーションツールでまだメールが主流だったとき、「メール」で短いやり取りを連続して行っていた時に、突然、メールが発信出来なくなったんですね。
慌てて携帯会社に凍結理由を問い合わせたら、「迷惑メールの発信元」として認識されて「凍結」されたのだろうという事。
何でも1時間に一定数以上のメールを発信すると「迷惑メール」とシステムに認識されて停止させられるとの事でした。
同様な一定条件を設けて、FX会社でも自動で監視していると思いますね。
手動でも「スキャルピング」を短時間で連続して行うのは、口座凍結させられる危険性が高いでしょう。
金銭がかかる取引なので、そうなると「凍結の解除」を行うにはさらに手間がかかるはず。
そうならない為にも、気を付けてFX取引を行いましょう。
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