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MT4で一目均衡表の収益アップ設定は?簡単ダウンロード方法紹介!

目安時間:約 16分

sumnail

今回は「MetaTrader 4」の拡張性を利用して、より「一目均衡表」を便利で使いやすいものにするための追加設定の方法を紹介し、あなたの収益アップをサポートしてゆきます。

 

FXツールとして世界で使用されているツール「MetaTrader 4(MT4)」。

 

そして、日本産テクニカル分析として知られ、同じく世界で広く利用されている「一目均衡表」。

 

この組み合わせの利用方法をご紹介し、あなたのFXの収益アップに貢献していきます。

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インディケーターというプログラムとは?

 

前回記事で「MT4」の標準装備している「一目均衡表」では、「ズレ」が存在しており、その修正版をインストールする方法をご紹介しました。

 

その一目均衡表のズレに関して以下のサイトで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

⇒MT4一目均衡表の雲にズレ?補正方法と時間足のトレード実例紹介!

 

この追加するプログラムというのは「インディケーター」と呼ばれ、作成プログラムさえ理解すれば個人で作成も可能です。

 

ネット上では、様々なインディケーターが公開されており、「一目均衡表」だけでなく独自のテクニカル分析法を公開しているサイトもあります。

 

今回は、「一目均衡表」を補佐するインディケーターについてご紹介して行きます。

 

ツイッターでも下記のように「一目均衡表」を支持するコメントは多くみかけますね。

 

 

インディケーターの追加方法

 

インディケーターの追加方法は、ダウンロードしたファイルの拡張子(末尾)が「.mp4」と「.txt」で違います。

 

また、機能追加後の配色や線種などの詳細設定についても、詳細は前回記事にありますので参照してくださいね。

 

基準線とチャートの交差を通知する
「price_crossing_kijun-sen_histo_mtf__alerts」

 

こちらのインディケーターは、「一目均衡表」を表示中に下記の機能が追加できます。

 

「一目均衡表」の「基準線」は、チャートラインとの位置関係で下記の様なトレンドの傾向を教えてくれる特徴があります。

 

・チャートラインが基準線より上にある=アップトレンド
・チャートラインが基準線より下にある=ダウントレンド

 

しかし、「一目均衡表」には「雲」や「転換線」など表示されている要素が多く、これに他のテクニカル分析を併用して使用していると、「基準線」と「チャートライン」だけに注視するのは大変です。

 

その為、本インディケーターを利用すると、「基準線」と「チャートライン」の交差を監視し、基準線とチャートラインが交差すると、画面とアラームで通知してくれます。

 

そしてチャートの下段に別画面が開き、色で基準線とチャートラインの変化を確認する事が可能になります。

mt41

 

初期設定では、下記の通りです。

 

・緑色=チャートラインが基準線より上=アップトレンド
・赤色=チャートラインが基準線より下=ダウントレンド

 

ちなみに上図では、「基準線」=青色、「転換線」=ピンク色です。

 

チャートへの追加方法

 

ダウンロードファイルが正常に「MT4」へ追加されたら、「一目均衡表」を表示して、下記の2つの手順でチャートに機能を追加可能です。

 

★ファイルダウンロード元は⇒こちら!

 

①「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」→「price_crossing_kijun-sen_histo_mtf__alerts」を選択。

mt42

 

②チャート横にある「ナビゲーター」ウインドウから、「インディケーター」を選択→「price_crossing_kijun-sen_histo_mtf__alerts」を選択。

mt43mt44

 

筆者の使用した感想

 

トレードを開始した直後のインプレッションを確認するには、良い機能だと思います。

 

パッと見て、チャートのトレンドが視覚的に理解できるのはかなり有効ですね。

 

強いて欠点を上げるとすれば下画面のスペースが大きくチャートが小さくなってしまう事でしょうか。

 

一目均衡表の遅行線で「サポート&レジスタンス」を引く
「Ichimoku Chinkou nrp mtf」

 

最初の「基準線」と同様に「遅行線」にも、下記の売買の傾向を見極められる特性があります。

 

・遅行線がチャートラインを下から上に突き抜ける=買い傾向
・遅行線がチャートラインを上から下に突き抜ける=売り傾向

 

この特性を視覚化する為、本インディケーターでは、遅行線とチャートラインが交差すると横線を引き、「サポート」と「レジスタンス」を明確に表示してくれます。

 

しかも、先の条件を色分けして表示してくれます。

 

・緑色の横線=遅行線がチャートラインを下から上に突き抜ける=買い傾向
・ピンク色の横線=遅行線がチャートラインを上から下に突き抜ける=売り傾向
※下で具体的にチャートで説明します

 

チャートへの追加方法

 

先のインディケーターと同じ方法で機能をチャートへ追加可能ですね。

 

★ファイルダウンロード元は⇒こちら!

 

① 「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」→「Ichimoku Chinkou nrp mtf」を選択。

mt45

 

② チャート横にある「ナビゲーター」ウインドウから、「インディケーター」を選択→「Ichimoku Chinkou nrp mtf」を選択。

mt46

 

筆者の使用した感想

 

「サポート」「レジスタンス」を探すには、通常ならば細かくチャートを確認して見つけなくてはならないのに対し、本機能ならば自動で追記されるので「サポート」「レジスタンス」の存在を確認しやすく取引のチャンスロスを防ぐことができますね。

 

欠点は大小に関わらず、価格が停滞すると「サポート」「レジスタンス」と判断して線を描画する事。

 

そして、最初に現在時刻に近い「遅行線」の変化を捉えて「サポート」「レジスタンス」を描画する為、そもそも画面に多数のラインが引かれてしまって判別が難しくなります。

mt47

 

その際は、チャート上で右クリックしてメニューを呼び出し、「表示中のライン等」を選択すると、画面に描画されたラインのプロパティを設定可能になります。

 

個々のラインのプロパティを選び、色を「None」に設定すると不要なラインを画面から消去出来るようになりますね。

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下図に示したのが、上が適用直後のチャート、下がラインを整理した場合のチャートです。

mt49

 

図の様に遅行線から伸びたラインが「サポート」と「レジスタンス」として連動しているのが見て取れます。

 

 

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一目均衡表の雲のねじれを通知する
「SpanA - SpanB cross Histo」

 

「一目均衡表」の「雲のねじれ」に対応したインディケーターですね。

 

下部画面で色とアラームで通知をしてくれます。

mt410

 

色にはそれぞれ意味があり、緑(アップトレンド傾向)・赤(ダウントレンド傾向)・黄色(同時に先行スパンが重なった時)の3色で構成されています。

 

★ファイルダウンロード元は⇒こちら!

 

チャートへの追加方法

 

①「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」→「SpanA - SpanB cross Histo」を選択。

mt411

 

② チャート横にある「ナビゲーター」ウインドウから、「インディケーター」を選択→「SpanA - SpanB cross Histo」を選択。

mt412

 

筆者の使用した感想

 

「雲のねじれ」自体は視覚的に確認するのは容易ですが、アラームで通知してくれるのは良い機能だと思いますね。

 

チャートを常時監視していなくても、「雲のねじれ」という変化を察知できます。

 

欠点は他の追加インディケーターと併用不可能な所でしょうか。

 

雲のねじれの詳しい説明や、インディケーターなしで一目均衡表に「雲だけ」を表示させる方法は以下のページで紹介しています。

 

他のインディケーターも使用したい場合等は、リンクページで紹介している雲のねじれを容易に視覚化する方法をおすすめします。

 

・MT4のチャートで雲だけ表示するには?ねじれ発生時の対応法!

 

一目均衡表の雲ブレイクを通知する
「Kumo Breakout MTF」

 

雲とチャートラインの配置でトレンドを判別する時に効果がある追加インディケーター。

 

下部画面とアラームで変化を通知してくれます。

mt413

 

・緑色=チャートラインが雲の上にある状態=アップトレンド
ピンク色=チャートラインが雲の下にある状態=ダウントレンド
・黄色=チャートラインが雲の中にある状態=トレンドの変化時期

 

チャートへの追加方法

 

★ファイルダウンロード元は⇒こちら!

 

①「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」→「Kumo Breakout MTF」を選択。

mt414

 

②チャート横にある「ナビゲーター」ウインドウから、「インディケーター」を選択→「Kumo Breakout Histo」を選択。

mt415

 

筆者の使用した感想

 

細かいレンジ相場時に、簡単に色で判別出来るので利用価値は高いでしょう。

 

大きなトレンド形成時にはチャートの雲を直接確認する事ですぐに見分けがつく為、必要性は薄い。

 

また、「雲のねじれ」は予想なので、本インディケーターを使用するかは個人の裁量によるかも知れませんね。

 

一目均衡表の「三役好転/三役逆転」をアラートで知らせる

 

「一目均衡表」で下記の3つのポイントが確認出来たら「三役好転」または「三役逆転」と呼ばれ、大きなトレンドが発生する可能性があります。

 

【三役好転】(買いシグナル)

① 転換線が基準線を下から上へ抜け・基準線が横向きか上向きになる
② 遅行線がチャートラインを上に抜ける
③ 現在価格のチャートラインが雲を上に抜ける
(③ 遅行スパンが26日前の為替の水準よりも上にあること)

mt416

画像引用URL: http://f-pedia.jp/ichimoku-sankou-gyaku-entry/

 

【三役逆転】(売りシグナル)

① 転換線が基準線を上から下へ抜け・基準線が横向きか下向きになる
② 遅行線がチャートラインを下に抜ける
③ 現在価格のチャートラインが雲を下に抜ける
(③ 遅行スパンが26日前の為替の水準よりも下にあること)

mt417

画像引用URL: http://f-pedia.jp/ichimoku-sankou-gyaku-entry/

 

しかし、このポイントを常に注意しながらトレードを行うのは大変なんですね。

 

そんな悩みを本インディケーターでは、自動で「三役好転」および「三役逆転」を識別して通知してくれます。

 

筆者の使用した感想

 

「三役好転」および「三役逆転」は中々発生しない為、現時点で未検証です。

 

★ファイルダウンロード元は⇒こちら!

 

まとめ

 

まず注意点として、インディケーターの追加は自己責任でお願いします。

 

導入によって「MT4」またはPC本体に不具合が起きても、保障はありませんので注意願います。

 

おすすめとしては、まず今回公開したインディケーターを使用してみて、自分にあった機能を追加してください。

 

ただし、中には独自のテクニカル分析を用いたインディケーターもありますが、最終的に判断してトレードを行うのはあなた自身です。

 

インディケーターを詰め込み過ぎて判断が出来なくならない様に注意して「MT4」を拡張してくださいね。

 

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