ユーロ円レート推移予測!経済情勢とファンダメンタルズ分析で検証!

2016年には「ギリシャ危機」や「英国離脱」により、ユーロは大きく揺れました。

 

2017年も予断を許さない状況で、フランス大統領選など、大きな転換期となっています。

 

そうした時期は為替市場も影響を大きく受け、価格変動が大きく発生する事が予測できます。

 

現在の混乱期にいるユーロは、FXで大きな利益を得られる可能性がある一大市場ともいえますね。

 

ご存知とは思いますがFXの予測には「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」の2種類があります。

 

ユーロに関して、今後の展望をそのふたつから今後のレートを予測して行きます。

 

まずは経済情勢からレート推移を予測する「ファンダメンタル分析」から紹介しましょう。

 

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●経済情勢から「ユーロ/円(EUR/JPY)」のレート推移を予測する

 

FXという世界では、億万長者から貧乏人、日本在住からヨーロッパ在住などの多種多様な人間が参入しています。

 

当然、FXで何億と稼ぎ出す人物も存在する訳で、そのような人達から見る経済市場と副業トレーダー見ている経済市場は視野がまったく違います。

 

そうなると世間一般市民が素人分析を行うより、専門家が分析した予測を見る方が有益ですね。

 

専門家の象徴でもある各大手証券会社があぶり出す、経済情勢から分析した今後の予測を発表内容を参考にするとおもしろいことが見えてきます。

 

今回は「野村証券」「みずほ銀行」「三菱東京UFJ銀行」「日本総研」が発表している最新の報告書を要約してお伝えします。

 

・野村証券「マーケットアウトルック」

 

【予測:ユーロの対円相場予測レート推移…116~141円】

 

【詳細】

 

ユーロ市場の経済的変遷に関して、2016年6月の英国離脱から振り返っています。

 

2016年の各月では、大きなニュースと絡めて【ユーロ安】が進行していた事を報告しています。

 

2017年に入ると、以下の項目によってユーロ安は小休止したと観測しています。

 

・2月の消費者物価(CPI)上昇率+2.0%(前年同月比)
・ECB(欧州中央銀行)の見通しが上向きに修正
・オランダ総選挙でユーロ離脱派が伸び悩み、政治的リスクの減少。

 

しかし、3月から円高傾向が加速。

 

3月のCPI(消費者物価指数)上昇率が+1.5%と原則

 

それにより、ドラギECB総裁が「長期にわたり政策金利は低水準に止まる」と発言した事によって【ユーロ安】が再燃

以上参考URL:https://www.nomura.co.jp/market/report/outlook/

 

今後もユーロ情勢の不安定さから【ユーロ安】が継続すると予測しています。

 

・みずほ銀行「中期為替相場見通し」

 

【予測:ユーロの対円相場予測レート推移…114~124円(4~9月期),112~122(10~12月期)】

 

【詳細】

 

野村証券と同様に

 

●「オランダ総選挙」および「フランス大統領選」について、離脱派が低迷している事

●金融についてもECB(欧州中央銀行)が量的緩和縮小や利上げを実施する事で【守りの体勢】

 

以上の2点からユーロ全体の経済状況は堅調的で、上昇傾向にあると報告しています。

 

ただし不安材料として「イタリア総選挙」で離脱派が何処まで議席を増やすかをあげています。

 

大幅な議席獲得はイタリアの離脱を示し、今年後半から2018年の選挙までを注視するように報告しています。

 

これにより、2017年前半は【114~124円(4~9月期)】とみています。

 

後半からはユーロの混乱が再び始まる事を予測して【112~122(10~12月期)】としています。

参考資料URL:https://www.mizuhobank.co.jp/rate/market/index.html

 

・三菱東京UFJ銀行「FX Monthly」

 

【予測:ユーロの対円相場予測レート推移…115~125円(4~6月期),113~123円(7~9月期),112~122(10~12月期)】

 

【詳細】

 

ユーロが持つ景気の底固さ、金融緩和策の後退、経常黒字に起因するユーロ安の巻き戻しが期待されます。

 

「フランス大統領選」で政治リスクが後退すれば、ユーロ分裂危機も小休止に入りECBによる金融市場の正常化が進むと予測。

 

その為、2017年中盤から上昇が予測されます。

 

反対予測としては、米国の金融政策またはトランプ大統領の失策が発生すると、米ドル市場からの資金が流入して一層のユーロ安へレートが推移する事も予測でき、「フランス大統領選」や「ドイツ総選挙」で離脱派が台頭する事態になると、ユーロ分裂危機が高まる事でユーロ安が強まる恐れがあります。

 

ゆえに米国の政治情勢、ユーロ各国の選挙動向にも注意するべきでしょう。

 

下表はユーロ各国での政治イベント日程を示しています。

 


参考資料URL:http://www.bk.mufg.jp/report/hconwnew/

 

・日本総研「為替相場展望2017年4月」

 

【予測:ユーロの対円相場予測レート推移…114~128円(4~6月期),116~130円(7~9月期),118~132(10~12月期)】

 

【詳細】

 

フランスなど選挙の行く末が不透明であり、ユーロ安を警戒する消極的な展開が続く事で序盤は上値が重い展開が続くと現時点で見ています。

 

後半からはECBの金融市場正常化が議論の中心となり、上昇が期待出来るでしょう。

 

今年初めに「米ドル/ユーロ」の相場での上昇につられる形で「ユーロ/日本円」相場も122円まで上昇、このことからユーロ分裂危機による不透明さが解消すれば【ユーロ安】からの巻き返しが予測出来ます。

 

どちらにしてもユーロ市場は注目を集めている為、些細な事から大きく値動きする可能性が高く注意が必要です。

参考URL:https://www.jri.co.jp/report/medium/exchange/

 

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●ファンダメンタル分析から「ユーロ/円(EUR/JPY)」のレート推移を予測する

 

今回ご紹介した各会社の予測値を表にしました。

 

 

 

代表例として「三菱東京UFJ銀行」の予測チャートを掲載します。

 

引用URL:http://www.bk.mufg.jp/report/hconwnew/

 

2017年の夏前から秋口までレート推移は、レンジ相場的な重い値動きになる事が予測出来ます。

 

この時期では基本的に、【ユーロ安傾向】が継続します。

 

2017年の終わり頃には、ユーロ分裂危機について一定の結論が得られ、金融市場の正常化が図られると予測しているんですね。

 

しかし、2017年を通してユーロ市場の動向は、非常に敏感になっていると思っていて間違いないでしょう。

 

要人発言やテロなどの政情不安に対して注視し、為替市場への影響を警戒しておくべきです。

 

また、関連通貨ペア「米ドル/ユーロ」「米ドル/日本円」の動向にも注目しておきましょう。

 

過去記事で説明している「強い通貨,弱い通貨」の考え方で他通貨ペアを観測して、各通貨ペアのレート推移を把握する事も必要です。

 

「ファンダメンタル分析」については以下の動画で基礎的な内容を押さえておきましょう。

 

「FX初心者が苦手なファンダメンタルズを簡単に理解しよう」

 

まとめ

 

今回は「ファンダメンタル分析」から、「ユーロ/円(EUR/JPY)」のレート推移を予測しました。

 

各社の予測は、あくまで予測であり外れる事もあります。

 

また、予測範囲も2017年の1年間と長期間で、年末となるとまったく情勢は変わっている可能性もあります。

 

レート値の詳細値を覚えておくより、【年の前半はユーロ安、後半は上昇傾向】とイメージ的に覚えておくとよいでしょう。

 

各会社の市場予想は、都度更新されています。

 

時間がある時にでも、お読みになると良いでしょう。

 

次回は「テクニカル分析」から、近況のレート推移を予測します。

 

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