MT4一目均衡表の雲の表示と操作詳細は?ねじれとトレンドの関係!

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今回の記事では前回から引き続き「MetaTrader 4(MT4)」と「一目均衡表」の仕様詳細の中でも「雲」について詳細を紹介していきます。

 

前回の記事で一目均衡表を用いた実際のトレードを公開しています。あなたも参考にして収益につなげてくださいね。

 

ツイッターを確認してみても、一目均衡表の「雲」は信頼性が高く、広く人々が支持している分析方法です。

 

FXトレード初心者には敷居が高い印象の「MT4」ですが、今回の特集を読めば「MT4」の利用方法を理解する事が出来ますよ。

 

また、「MT4」以外のFXツールを利用している方でも、今回特集しているテクニカル分析「一目均衡表」に関して細かく理解できるはずです。

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一目均衡表で「雲」とは?特徴紹介!

 

雲を構成しているのは、「先行線A」と「先行線B」と呼ばれる平均線です。

 

これは、その日を含めた過去9日間の最高値と最安値の単純平均値で構成されています。

 

そして、この「雲」は視覚的な見た目だけで多くの情報を表す重要な指標。

 

「雲」の特長には、下記の項目があります。

 

「雲」がチャートの上下にいる位置でトレンド傾向がわかる。

 

図で示したように「チャートライン」を基準として「雲」が上にいるか、下にいるかで現在のトレンド傾向がわかります。

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チャートラインは、まるで「雲」から出る風を受けて飛んでいる飛行機の軌跡のようですね。

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「雲の厚み」で抵抗(レジスタンス&サポート)の強さがわかる

 

一般的なテクニカル分析やチャートの動向から、価格が停滞するまたは反転する「サポート」と「レジスタンス」の位置は把握可能です。

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画像引用URL: http://tg-fx.info/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E3%81%8B%E3%82%89%E5%AE%9F%E8%B7%B5%E7%9A%84%E3%81%AA%E5%BF%9C%E7%94%A8%E6%89%8B%E6%B3%95/

 

しかし、それが価格を押し返す力が強い抵抗なのか、弱い抵抗なのかは判別できません。

 

それを「一目均衡表」の「雲」はその厚みで「抵抗の強さ」を視覚的に表してくれます。

 

すなわち下図にあるとおり、「雲が厚い」と抵抗が「強く」、チャートが突き抜ける(ブレイク)事が困難である事を示します。

 

逆に「雲が薄い」と抵抗が「弱く」、チャートは「雲」を通過しやすいと判断できます。

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「雲とチャートラインの乖離距離」でトレンド反転の危険性がわかる

 

図のような「雲」と「チャートライン」が大きく離れていると、価格は雲の方へ引き寄せられる可能性が高くなる事がわかっています。

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「逆張り」をする為の目安として覚えておくと効果的です。

 

「チャートラインが雲を抜けるとトレンド反転」がわかる

 

前項①項および③項で示した様にチャートラインと雲の位置関係によって、その時のトレンド傾向がわかります。

 

【チャートラインが雲を下から上に抜けると「買い」】

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前項の①と③項を加味して考えれば、「雲」が厚い程、強いトレンドとなって大幅にアップトレンドが発生する可能性が高くなります。

 

逆に薄い雲を通貨した場合は、短時間で戻る可能性が高いと考えます。

 

【チャートラインが雲を上から下に抜けると売り】

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ダウントレンドでも考え方はアップトレンドと同じです。「厚い雲」の時ほど大きいトレンドが形成されます。

 

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一目均衡表で「雲」だけを表示させる方法

 

「一目均衡表」は「遅行線」「基準線」「転換線」「先行線A,B」から構成されています。

 

今回の様に「雲」だけに注文したい、またはほかのテクニカル分析と併用する場合に「移動平均値」と似ている「基準線」「転換線」は見た目に邪魔である場合もあります。

 

「MT4」では、以下の手順で「雲」だけを表示させる事が可能です。

 

① チャート上でマウス右クリック→メニューの「表示中のインディケーター」を選択。

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② 「表示中のインディケーター」メニューが開いたら、「Ichimoku Kinkyo Hyo」をクリック→「編集」ボタンをクリック。

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③ 「色の設定」を選び、「転換線」「基準線」「遅行線」の「色指定」を「None」に変更→「OK」ボタンをクリック。

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④ ③項の「表示中のインディケーター」メニューに戻るので、「閉じる」ボタンをクリックすると、チャートには「雲」だけが表示される様になります。

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MT4一目均衡表の「雲」を塗りつぶす方法

 

初期設定の「MT4」では、雲は図の様な縦線によって塗りつぶされています。

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これは個人の好みの分かれるところですが、縦線で表示された雲は見にくい場合、雲に色をつけて明確に区別がつくようにする表示方法もありますね。

 

① 前出の雲だけ表示させる方法の②項から「表示中のインディケーター」メニューで「Ichimoku Kinkyo Hyo」設定メニューを呼び出す。

② 「Ichimoku Kinkyo Hyo」の「色の設定」から「雲(上昇)」と「雲(下降)」からドロップダウンで線の太さを一番太い線に変更して「OK」ボタンをクリック。

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後は先ほどと同じで「表示中のインディケーター」メニューを閉じればOKです。

 

そうすると以下の図のように雲が塗りつぶされます。

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「雲のねじれ」とトレンドの関係とは?

 

通常、「雲」は「塊」としてとらえて為替を予想するのが一般的な方法。

 

ですが、元々「雲」とは「先行線A」と「先行線B」が互いに交差しあった領域を塗りつぶしたものです。

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「先行線A」と「先行線B」とは、下記の計算式から成り立っています。

 

【先行線Aの計算式】
先行線A=(転換値+基準値)÷2
転換線(その日を含め過去9日間の最高値と最安値の単純平均)
基準線(その日を含め過去26日間の最高値と最安値のみを取り出した単純平均)
それぞれを構成する値の平均値を表しているのが「先行線A」です。

 

【先行線Bの計算式】
先行線B=(過去52日間の高値+過去52日間の安値)÷2

 

・・・こうして計算式だけで見ると、この先行線と呼ばれる線も「移動平均線」の1種だということが理解できると思います。

 

「移動平均線」ならば、当然、「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」が存在します。

 

これを「雲のねじれ」と呼びます。

 

通常、この「ねじれ」が発生した日は変化日と考え、トレンドが変化をするといわれていますね。

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ですが、この「雲のねじれ」については、「ねじれが発生した日」を元に2つの解釈があります。

 

① ねじれが起きたその日を変化日とする。
② ねじれが起きている日から26日先の日を変化日とする。
(例えば1月1日にねじれを確認したら、変化日は1月26日)

 

何故、こんなふたつの見方が存在するかと言うと、これはあくまで「過去の平均値」からの【推測】に過ぎず、「未来予測」ではないからです。

 

一般的には①項を目安として判断基準とする事が多く、「転換線+基準線」を短時間足での目安、「雲のねじれ」を長時間足での目安として用いることがポピュラーな方法です。

 

すなわち、5分足や15分足で「雲ねじれ」はアテにならないと言う考えが一般的であり、「雲のねじれ」の的中率がUPするのは1時間足や1日足などのデイトレードやスイングトレードという限定条件があります。

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ただし、注意しなくてはいけない事は、「雲のねじれ」=「変化が起きる可能性」であり必ず変化が発生する訳ではありませんので過信は禁物ですよ。

 

MT4一目均衡表の雲に関する動画

 

今回ご紹介する動画は、より「雲」と呼ばれ要素を理解する為に「先行線A,B」で描かれる「雲」の作図方法を解説し、その意味を説明してくれる動画をご紹介します。

 

「FOREX CHANNEL 一目均衡表 解説 Vol.5.先行スパン  雲」

 

さらにもう1本、「雲」に関するトレンドを読み取る事に関するまとめとしての動画をUPしておきます。

 

「2011 10 28 一目の雲から相場のトレンドを読む」

 

まとめ

 

今回は「雲」に注目して詳細をご説明しました。

 

今回はトレードの実例はご紹介で出来ませんでしたが、「雲」という“1要素”だけでこれだけのテクニカル分析を行える指標は「一目均衡表」の他にありません。

 

特に「雲の配置」と「雲の厚み」については、トレンドを推し量れる機能は大変重要なテクニカルですね。

 

これから、ぜひ利用してください。

 

次回では「MT4」が持つ拡張性の高さを利用して、「一目均衡表」から発せられるシグナルを検知できる「インディケーターの追加」についてご説明する予定です。

 

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