FXボリンジャーバンドの順張りの見方使い方公開!逆張りは不利?

sumnail

前回から「ボリンジャーバンド」についての詳細と、ボリンジャーバンドを主軸としたトレード手法についてお伝えしています。

 

以下の記事で紹介していますのでご覧いただければと思います。

 

今回は「ボリンジャーバンド」を利用した「順張り」トレード手法についてお伝えしたいと思います。

 

特にFXの初心者に対して、分かりやすく簡潔にボリンジャーバンドの利用方法とトレード手法をご紹介したいと考えています。

 

こちらのページに沿って取引をすることで安心して利益を出すことができますよ。

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ボリンジャーバンドから順張りトレードを簡単に判断する方法

 

「ボリンジャーバンド」単体からトレードのタイミングである「兆し」を読み取る事は可能です。

 

ですが、「ボリンジャーバンドを読み解く力」は長い時間の経験則やセンスから来るものであり、FX初心者にはハードルの高い分野ですね。

 

ましてや、不確定な要素が多い「逆張り」はリスクも大きくお薦め出来ません。

 

そうなると、初心者の方におすすめの方法は一定の「パターン」に当てはめて「順張り」の可否を判断する方法が良いですね。

 

これは、「売れるだろう」「買いだろう」という感覚的な手法はなるべく排除し、チャートの中から定められた項目をチェックするといった方法です。

 

そのチェック項目の該当が多ければ流れに沿った「順張り」トレードを開始し、逆ならば条件を満たすまでトレードはしないというやり方です。

 

まずは「ボリンジャーバンド」を主軸に置いて、下記の①から④の項目をチェックして「順張り」を行う方法をご紹介しましょう。

 

① ボリンジャーバンドから「最初の兆し」を読む
② 「単純移動平均線」でチャートの動向を予想する。
③ RSIで売買のタイミングを推し量る。
④ チャートから「サポート」と「レジスタンス」である「抵抗線」を確認する。

 

この4項目を確認し、「順張り」の実行可否を判断します。

 

各項目の詳細に関して、実際のトレードを例に示しながらご説明して行きましょう。

 

そして、それよりも何よりも「ボリンジャーバンド」については、まず下記の3つの項目を厳守・確認します(ルール決め)。

 

1.逆張りには使用しない。
2.他のサイトでは頻繁に紹介されている【「σ線」に触れたら「逆張り」】という手法、は今回は使用しません。

 

理由は、「だまし」(急転する状態)や「バンドウォーク」(チャートラインがボリンジャーバンドのσ線に沿って動く現象)など、逆張りした時に発生するリスクは大きいので、初心者はこの方法を採用しない方が賢明だからです。

 

3「15分足」「30分足」「1時間足」と最低でも3種類の時間足は確認。

 

そこで

 

ギュッとσ線が縮んだ「スクイーズ」
σ線が大きく拡がった「イクスパンション」
チャートラインがボリンジャーバンドのσ線に沿って動く現象の「バンドウォーク」

 

を探します。

 

こちらのルールと作業をして初めてボリンジャーバンドを軸に順張りをしていきます。

 

① ボリンジャーバンドから「最初の兆し」を読む

 

さきほどの「15分足」「30分足」「1時間足」の3種類の時間足は確認した中で、現在が下記に示した3種類の内、どの状態に該当するのかを確認して、さらにルール決めをします。

 

【ルール、確認項目①】

 

値動きが小さくなっている状態である「スクイーズ」→「イクスパンション」を確認出来るまでトレードはしてはいけません。

 

 

【ルール、確認項目②】

 

大きく拡がっている「イクスパンション」を確認したらチャートの進行方向へのトレードする事を「想定」します。

 

【ルール、確認項目③】

 

「σ線」に沿った動きである「バンドウォーク」が「バンドウォーク」の方向へトレードする事を「想定」します。

 

 

 

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■実践■

 

では、実際に実践してみましょう。日付は2016.04.19付けのチャートです。

 

複数の通貨ペアでボリンジャーバンドを確認します。

 

今回はまず4種類の通貨ペアを見てみました。

 

「英国ポンド/日本円(GBP/JPY)」
「英国ポンド/米国ドル(GBP/USD)」
「ユーロ/米国ドル(EUR/USD)」
「ユーロ/豪ドル(EUR/AUD)」

 

各通貨ペアのボリンジャーバンドを確認して【ルール、確認項目②】にある、大きく拡がっている「イクスパンション」を確認できるチャートを探します。

 

今回は下図にある、「イクスパンション」状態で「やや弱いバンドウォーク」になっていた「ユーロ/米国ドル(EUR/USD)」を選択しました。

bolli1

 

② 「単純移動平均線」でチャートの動向を予想する。

 

前回記事でご紹介した「移動平均線」による判定を用います。

 

移動平均線についての詳しい解説は以下のページで紹介しています。分からない方がいたらぜひご参考いただければと思います。

 

基本的には「10分足」「15分足」での「単純移動平均線」を確認し、以下の3つの内容を機械的にチェックします。

 

【確認項目①】

 

まず一番最近起きた平均線の交差は「ゴールデンクロス」か?「デッドクロス」か?を確認。

 

ゴールデンクロス、デッドクロスに関する記事を以下のページで紹介しています。ご興味ある方はご覧ください。

 

 

【確認項目②】

 

「ゴールデンクロス」でアップトレンド(買い方向)でバンドウォークが同じトレンド方向か確認

 

【確認項目③】

 

「デッドクロス」だったらダウントレンド(売り方向)でバンドウォークが同じトレンド方向か確認

 

ここで、もし現在または非常に直近でクロスが発生していたら、反転が発生する、または発生した直後であり先行き不透明な状態なのでトレードは中止です。

 

一見すると「逆張り」が出来るチャンスの様に思えますが、「だまし」の可能性も高いので、今回はトレードを見合わせるわけです。

 

上記の②と③どちらかを確認したら、次に「単純移動平均線」の「短期」と「長期」の間隔は、過去と比べて差違はどのくらいか?を以下の2つの項目のどちらかを機械的にチェックします。

 

1. 過去のラインより幅が小さい。
⇒ 近々にトレンドが反転する可能性があるので警戒して指値を小さく設定する、またはトレードをせず、しばらく変化を観察します。

 

2. 過去のラインと同じ、または広がっている。
⇒ 次の『③RSIで売買のタイミングを推し量る。』へ進むことができます。

 

■実践■

「ユーロ/米国ドル(EUD/USD)」の時間足を確認して、「平均線のクロス」(ゴールデンクロス)が過去に発生している事と「平均線」の「短期」と「長期」の間隔が離れている事を確認しました。

 

ただし、過去から比べて間隔が小さくなっています。よって近々にトレンドの反転が起こる事を想定して確認作業を続けることにしました。

bolli2

 

 

③ RSIで売買のタイミングを推し量る。

 

「RSI」という指標は、「オーシレータ―系」と呼ばれる指標であり、その時の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を明確化したものです。

 

下図に示すように、「70%を超えた場合は買われ過ぎ」「30%を下回る時は売られ過ぎ」を表します。

bolli3

 

この指標を確認して最終的な判断を行います。

 

【確認項目①】:ラインが上限(70%)に達している

 

「買い⇒売り」になる可能性があります。トレードは中止または注意が必要です。

 

【確認項目②】:ラインが下限(30%)に達している

 

「売り⇒買い」」になる可能性があります。

 

こちらもトレードは中止または注意が必要です。

 

【確認項目③】:ラインが平坦で動いていない

 

このパターンが売買のチャンスなので『④チャートから「サポート」と「レジスタンス」である「抵抗線」を確認する。』へ進みます。

 

■実践■

 

今回、RSIの数値は「66%」ですから、やや高い値ですね。

 

ですが、RSIの「ラインの向き」を確認すると、まだ「買い」方向に勢いがある様子です。

 

ただ、②の『「単純移動平均線」でチャートの動向を予想する。』の結果と合わせて考えると、「指値を低く」設定すれば問題ないと判断しました。

bolli4

 

④ チャートから「サポート」と「レジスタンス」である「抵抗線」を確認する。

 

① から③の内容をクリアしたチャートは「安定したトレンド状態」と判断出来ます。

 

あとは、過去のチャートから「サポート」と「レジスタンス」である「抵抗線」を確認し、それを「指値」とすればOKです。

 

■実践■

 

過去のチャートから「1.135」付近に「抵抗線」を確認しました。(下図 ,だ円部分)

bolli5

その付近でチャートは反転する可能性が高いと考えられます。

 

今回はチャートを監視している時間はない人向けに、機械的に決済値を設定しました。

 

先の②,③の内容で判断した「低い指値」を考慮し、最終的にLot3(1000通貨単位)で下記の通りに指定しました。

 

・成立値=1.13291
・指値=1.13418(¥500相当)
・逆指値=1.13(▲¥1000相当)

bolli6

もし、チャートを監視する時間があれば、「指値」「逆指値」を指定する必要はありません。

 

常時監視を続け、チャートが下降することがあれば「損切り」を行い最小限に抑えれば良いのです。

 

あとは想定した指値である「1.135」付近での動向を注視していれば問題ありません。

 

チャートが「1.135」を抜ければ、トレンドはまだ継続しますし、停滞したら反転の可能性があるので決済します。

 

■結果■

 

トレードは「15:10」に開始して「15:12」で指値決済しました。

 

このトレンドでの最高値は「1.13445」でした、先の「抵抗値=1.135」ですから予想通りですね。

bolli7

この後にチャートは、下降して1.132付近で停滞していました。

 

トレードとしては予想が的中し、利益を得ることが出来ました。
 

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ボリンジャーバンドに関する動画

 

「順張り」ではトレードした途端に反転したりする事が多いと思います。

 

そんな時の「順張りのタイミング」に関しての動画をご紹介します。

 

「順張りのタイミングはここを見ればOK!」

 

まとめ

 

今回の①~④の内容をチェックシートとしてトレードの参考として利用されると良いですね。

 

ただし、不確定要素は必ず存在し、常にこの方法がベターとは言えません。

 

特に英国ポンドなど動きが荒い通貨ペアや経済指標発表間近な時など、大きな価格変動の起こりうる状況・通貨ペアでの使用には注意が必要です。

 

また、今回紹介した手法のデメリットは「トレンドを確認」してからトレードする事にあります。

 

この方法だと、やはりトレンドの波に遅れて乗る為、利益が少なくなる傾向になります。

 

ですが、これは損益を被らない為の安全対策と割り切るべきでしょう。

 

また、こうした手法は他の指標にも応用可能です。

 

ただ、テクニカルな手法でチャートの動向を追いかけるのではなく、こうした「勝利パターン」や「負けパターン」を記録し、トレードのチェック項目とする事で勝率を上げる事が出来るでしょう。

 

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