FXで1000通貨取引のナンピン手法公開!ルール設定6項目とは?

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今回は過去にも取り上げた「ナンピン」という手法について、より具体的なルールについてご紹介したいと思います。

 

「ナンピン」とは「買い注文」「売り注文」を同時に発注し、互いの相反する効果によって損害を「凍結」する、または注文を追加して「損益から利益の分岐点」を故意に移動させる手法です。

 

「ナンピン」の詳細については、過去記事を参照してください。

 

 

一般的に「ナンピン」は、FXトレードでは「悪手」として知られていて、あまりお勧めされていません。

 

その理由は、先の読めない為替市場で、その変動がどこまで続くのか、元値に戻るのはいつなのかを的中させるのは大変困難であるからです。

 

また、2017年ですと「Twitterによるトランプ砲」などの要人発言や「英国のEU離脱」に見られるような経済的・政治的なイベントによる瞬間的で急激な価格変動が発生する恐れがある為です。

 

ナンピン手法は必ずしも「悪手」ではない

 

しかし、「ナンピン」という手法をひとつの手段としているトレーダーも多数存在します。

 

こうしたトレーダーは、「仕掛ける条件」や「取引ルール」などナンピンに厳格なルールを設ける事で成功させているのです。

 

実際に2016年という1年で為替チャートを観察すると、いかにナンピン手法が有効か確認することができます。

 

図は2016年の「米ドル/日本円(USD/JPY)」8時間足です。

 

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端的に言ってしまえば、「ナンピン」を仕掛ける為には、チャートが大きくU字に動く事が必要です。

 

この「U字型」を見やすいように赤ラインで示してみます。

 

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さらに実際に、2016年全体では大きなカーブを描いています。

 

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この「U字」で「ナンピン」を仕掛ければ、利益を生み出せる可能性は非常に高い事がわかりますよね。

 

この様に「ナンピン」は忌み嫌うべき「悪手」では無く、環境と条件が整えばトレード手法として立派に成立します。

 

ただ、大切なのは仕掛ける環境とルールの厳守。

 

こちらを外してしまうと万全な体制で仕掛けたつもりでも、勝負で裏をかかれる事になってしまいます。

 

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ナンピンを仕掛けるルール

 

①短期間トレードでは利用しない

 

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先の図で説明した様に「ナンピン」が成立するチャートの軌跡は、1年に渡って非常に長いスパンで現れる傾向が強いです。

 

元々資金量が十分にあり、一回のトレードで大金を仕込める人ならば、短期間でのチャート変動でも「ナンピン」を成立させる事も可能でしょう。

 

しかし、そういう方は「ナンピン」よりも普通のトレードをした方が収益は高いです。

 

FXトレードは注文を出した後、トレーダーはジッと「待つ」のが仕事です。

 

その中でも「ナンピン」は究極の「待ち」が必要な手法です。

 

②レバレッジは低めに設定

 

「ナンピン」は言うならば「チキンレース」です。

 

全速力で壁に向かって突進し、壁際ギリギリでブレーキを踏んで停止するチキンレース。

 

ですから、リスクはなるべく少なくして望まなくてはいけません。

 

レバレッジを低く抑え、もしもの損失を小さくする事が大切です。

 

先に上げた様な「要人発言」や「政治的アクシデント」などによる瞬間的な価格変動にも耐えることが出来ます。

 

通常のトレードが失敗した「塩漬け」の様な場当たり的な「ナンピン」は非常に危険ですから、絶対避けましょう。

 

③過度の過信は禁物

 

前でも説明していますが、「ナンピン」は「必勝法」ではありません。

 

自分の予想に反して価格の変動が大きく続く可能性もあります。

 

時と場合、資金量によって「損切り」も大切です。

 

「ナンピン」は数多くあるトレード手法のひとつであり、損切りして通常のトレードを実施して利益を重ねた方がトータル的には利益があがる場合が多々あります。

 

しかし、普通のトレードで損失が確定する決済を行うのはかなりの決断力が必要です。

 

ましてや、価格の反転を狙う「ナンピン」ならば、「損切りした途端に反転するかも・・・。」と疑心暗鬼に囚われてしまい損失を増やしてしまう可能性は高いです。

 

発注時には「成り行き注文」で入り、「ナンピン」の諸計算後に「指値」を指定しておくと損失を軽減出来ます。

 

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③十分な資金量が必要

 

「ナンピン」を不成立にさせる一番の要因は「ロスカット」です。

 

トレーダーの意思とは無関係な「ロスカット」は、担保金となる口座残高によって決まります。

 

一番簡単なのは、他サイトで公開している「ロスカット計算機」を用いて、資金量の限界を把握しておく事です。

 

④スワップポイントに注意

 

「低ポイントの通貨を売って、高ポイントの通貨を買う」これによって発生する「スワップポイント」は、トレードの勝ち負けに関わらず発生します。

 

プラスポイントになれば利益となるので良いのですが、マイナスポイントになっているとあなたが支払わなくてはなりません。

 

特に「ナンピン」は長期間運用が基準ですから、じわじわ増えるスワップポイントは100円・200円ですが精神的なダメージを結構受けます。

 

「ナンピン」の最初はマイナスからのスタートです、マイナス因子は少ない方が良いでしょう。

 

⑤ナンピンの練習にはデモトレード

 

多くの時間と資金を使う「ナンピン」の練習には、各FX会社が提供しているデモトレードがお勧めです。

 

自分のルール開発や他人の提示しているルールを検証するには、繰り返し検討出来るのが一番重要です。

 

ただし、デモトレードでの想定資金量は巨額の場合が多いので、「ナンピン」を仕掛けるのにもかなり「有利の状況」となっています。

 

ですから、自分の資金量との差に対して認識を持って利用する事が重要です。

 

⑥サポートとレジスタンスは必ず確認する

 

仕掛けた価格帯での抵抗帯(サポート,レジスタンス)は必ず確認するようにしましょう。

 

過去の「サポート」や「レジスタンス」は、再び抵抗帯となる可能性が非常に高いです。

 

「ナンピン」を想定した期間より長い時間足での確認はもちろんの事、短い時間足で発生している抵抗帯が反転の基点となる可能性があります。

 

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ナンピン手法で成果を上げるための動画

 

今回の動画はナンピンの手法と失敗例をご紹介しておきます。

 

「ナンピンの戦略的な考え方 【逆襲FX】」

 

「FX悲惨な結末(マイナス500万)~ナンピンの危険性~」

 

重ねて伝えておきますが「ナンピン」はひとつのトレード手法であり、万能ではありません。

 

そしてルールを策定したからと言って、確実に利益を生み出せる手法でもありません。

 

その危険性については十分に理解して「ナンピン」を利用しましょう。

 

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