ユーロ円2018年推移予測を4手法で!為替の長期見通し予想も!

前回記事において、各証券会社の予測を引用して「ユーロ/円(EUR/JPY)」のレートを「ファンダメンタル分析」で予測をしました。

 

今回はチャートの過去データから予測を行う「テクニカル分析」を使用して、近々の「ユーロ/円(EUR/JPY)」のレート推移を予測する方法をご説明いたします。

 

「ファンダメンタル分析」は、前回記事でご説明した様に実際の政情や経済状況から未来を予測して、為替市場がどの様に推移してゆくのかを予測する分析方法です。

 

それに対して「テクニカル分析」は、為替チャートのみに注目して過去データの推移から次に発生する変化を予測する手法です。

 

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●ユーロ円推移予測において「テクニカル分析」の手法は有効?

 

先の説明だけで「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」の優劣を推測すると、現実の経済や政治の出来事からレートを予測する「ファンダメンタル分析」の方が予測方法としては優れている様に感じます。

 

実際のところ、どちらが優れた予測方法なのでしょうか?

 

結論から言ってしまえば、「ファンダメンタル分析」も「テクニカル分析」もどちらが優れているという事はありません。

 

政治や経済活動、経済指標から予測する「ファンダメンタル分析」は、確かに予測として根拠がシッカリしており、信頼性が高いと感じます。

 

しかし、半日先や1時間先の未来を「ファンダメンタル分析」で予測するのは現実的ではありません。

 

そういったとき、「テクニカル分析」を用いれば、そうした近々のレート推移を予測する事が可能です。

 

今度は逆に「テクニカル分析」で1日先、または前回記事の様な2017年全体のレート推移を予測可能なのかというと、チャートの「週足」「月足」を用いてレートの推移を予測可能でしょうが、そうした「テクニカル分析」を実施している人は皆無です。

 

極論すれば、「テクニカル分析」は「スキャルピング」の様な短時間トレードに向いており、「ファンダメンタル分析」はデイトレードやスイングトレードの様な長時間のトレードに適している予測手法です。

 

「テクニカル分析」の各手法と「ファンダメンタル分析」、それに適したトレード手法との関係を図示してみました。

 

 

 

「テクニカル分析」の各手法については、過去記事にて詳細を説明しています。

 

 

●今後の「ユーロ/円(EUR/JPY)」推移予測を4手法で読み取る!

 

 

最初に「テクニカル分析」は、近々の状況を予測する手法と説明しました。

 

ですが、チャートの時間足を拡大して、長い時間足から全体予想する事は可能です。

 

参考として、2017年の「ユーロ/円(EUR/JPY)」の「週足」から予想してみましょう。この方法で今後のレート予測にも応用できます。

 

・レジスタンスとサポート

 

 

 

レートの停滞する価格帯を「レジスタンス」「サポート」と呼びます。

 

2013年1月から2017年4月までの週足を確認すると、「レジスタンス」は122.79円台、サポートは112.96円台になりました。

 

これにより、近々中のレートはその間を行き来すると推測できます。

 

・単純移動平均線

 

 

移動平均線を確認すると「長期」が「短期」を下から突き抜ける「デッドクロス」が発生しています。

 

これによりトレンドはダウントレンドが発生している為、売り気配となっています。

 

・ボリンジャーバンド

 

 

ボリンジャーバンドを確認したところ、下のσ線と接触しています。

 

しかし、4/24は月曜日で大きく「窓」開いてチャートラインは中央へ引き戻されています。

 

移動平均線と相反する結果となっています。

 

・一目均衡表

 

 

一目均衡表では、2016年の12月ごろから下降雲の中へチャートが突入しています。

 

2017年4月当時の近況では、ややチャートが下降ぎみです。

 

単純に推測すると、ダウントレンドが継続中であると見ます。

 

・為替の長期見通しを「テクニカル分析」で予想する事の総論

 

テクニカル分析ツールの多くが「ダウントレンド」が継続していると出ています。

 

2017年4月から5月までは、おそらく「売り気配」であり、レートは113円程度をサポートとしてダウントレンドが継続するでしょう。

 

アップトレンドの場合、レジスタンスの122.79円で「売り」へ反転。

 

122.79を超えると大きくアップトレンドに転換するのが見て取れます。

 

ただ今回の検証はあくまで「参考」程度に。1日先、1週間先、1ヶ月先と、時間が延びる程に突発的な出来事が発生する確率は高くなり、「テクニカル分析」の信頼性は低下して行きます。

 

とは言えこういう予測が長期戦向けトレードでは重要になります。以下では長期戦の代表例であるナンピンの手法を解説していますのでそちらもチェックし、デモトレードで実践してみる事をおすすめします!

 

・FX1000通貨取引のナンピン手法!悲惨な結果を防ぐ6ルール!

 

・多すぎる選択肢は逆に迷いを生じる

 

先に図示した通り、「テクニカル分析」には数多くの手法が存在し、過去の価格値から先の価格推移の予測手法を採用しています。

 

ただ、極論してしまえば、「テクニカル分析」に大きな相違はありません。

 

「テクニカル分析」を多用すれば、レート推移の予測精度が限りなく向上するという事はないんですね。

 

逆に数多くの「テクニカル分析」を参照してしまうと、多くの意見に影響されて迷ってしまう可能性が高くなります。

 

自分のトレード手法と比較して「テクニカル分析」を選択する。

 

これはドル円といった他の通貨ペア取引でも同じです。。

 

または、自分とフィーリングが合う「テクニカル分析」を優先して使用し、迷った時に他の分析を利用する等の「自分ルール」を決めておく事が大事です。

 

以下のページでも解説していますが、確実に勝てると感じた時のみトレードを行い、低資金でもコツコツと稼ぐトレーダーは勝てないと感じた場合はFXから離れる等の自分ルールを守ります。そういう方のトレード手法が気になる方はチェックしてみて下さい!

 

・FX1000通貨でコツコツ稼ぐ手法は?初心者はデイトレードで!

 

●最後の決断は自分の判断

 

「テクニカル分析」は、「未来予想」ではありません。

 

先に説明した通り、過去の推移を計算して「未来を推測」しているまたは「現状を分かり易く可視化」しているだけにすぎません。

 

ですから、数多くの「テクニカル分析」を利用しても、トレードの勝率が100%になる事はないので過信は禁物です。

 

「テクニカル分析」は、あくまでも予測する「ヒント」であり、最終的に「売買注文」を決定するのはあなたの判断です。

 

手順としては、

 

現在が「勝てるトレード」なのかを確認すること

次にそのトレンドが何処まで継続するのかを自分で予測すること

「テクニカル分析」を用いて自分の判断が間違っていない事の裏付けとすること

「自分の判断」を迷っている時、「テクニカル分析」でトレンド傾向を分析すること

 

こうした「自分ルール」を適切に順守し、その判断からブレない事がトレードには大切です。

 

投資ですので、利益の事だけでなくリスクも考えなければなりません。

 

動画で「テクニカル分析」の補足をしておきますので参考にしてくださいね。

 

「テクニカル分析の能力が必要な3つの理由【FX為替チャート】」

 

まとめ

 

「テクニカル分析」でも「ファンダメンタル分析」を利用するにしても、最終的には「自分の決断」がトレードの勝敗を決定します。

 

「自分の決断」を向上させるには、数多くの場数を踏む事と、失敗した時にその失敗を分析して次の糧とする事です。

 

初心者の方は特にこれが重要ですね。

 

次回では「テクニカル分析」を用いた「ユーロ/円(EUR/JPY)」レート予測の実践をご説明いたします。

 

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