FXのドル円予想を年末年始12月から2月で検証!中国政治が鍵?

 

今回は年の瀬の12月から翌年の2月まで、為替市場に影響がある経済指標を中心としたイベントについて解説します。

 

1年も押し迫った12月ですから、ユーロ経済圏のドタバタも終息して新しい展開を見せている時期。

 

基本的に今回ご紹介する日程は「2017年から2018年の日程」ですが、今回も各イベントの開催条件を記載しておきますので、本記事のイベントは通年でチェック可能ですよ。

 

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まずは為替市場に直接的な影響がある「経済指標」について、12月から翌年2月までの発表スケジュールを見てみましょう。

 

FXドル円予想に役立つ経済指標

 

この期間に発表される経済指標は下表の通りです。

 

 

前回と同じく、政策金利に関する発表を基準として経済指標に大きな変化はありません。

 

「日銀・金融政策決定会合」について、2018年1月以降の発表日については未定となっています。

 

実際にその年の年末、または翌年にならないと予定は発表されない為に「未定」としています。

 

開催スケジュールの確認は、日銀公式HPより可能です。

 

その他の「経済指標」の各開催条件については、下表を参照してください。

 

 

師走ですから、経済指標で特に大きな変化は発生しないのが通例です。

 

唯一、変化があるとすれば「米・非農業部門雇用者数」でしょう。

 

この指標は、元々変動が大きい時がある指標ですから、予想に反した動きを起こす可能性があります。

 

次は政治的イベントを確認してみましょう。

 

こちらも年末・年始なので、大きな政治的イベントは終了しています。

 

FXドル円予想に役立つ政治的イベント

 

2017年12月から2月での政治的イベントは、ユーロ圏よりも東南アジア、太平洋区域にイベントが集中しています。

 

 

この時期ではユーロ圏の政治活動も本格化していない為、英国離脱(ブレグジット)による影響が欧州諸国へどれだけの影響を与えているのか不明です。

 

ユーロ諸国が大きく動くのは、夏から冬前と考えられます。

 

今回の2017年12月から2018年2月にかけては、それ以前にユーロ経済圏で大きな動きがあっても終息へ向かって落ち着きを取り戻している頃でしょう。

 

スケジュール自体も2018年以降は、政治的に予定自体が未定である為、2017年12月に予定が集中しています。

 

「タイ総選挙」と「韓国大統領選挙」は、日本の下請けとして日本と密接な関係にある国です。

 

為替市場に大きな影響は無いですが、次の政策方針が「親日」なのか「反日」となるのかで、日本経済へ微妙な影響があるでしょう。

 

「スイス大統領選」と「ニュージーランド総選挙」は、どちらも為替市場では高金利な通貨です。

 

「スイス大統領選」はユーロに加盟していませんから、ユーロの影響は少ない為に安定しているでしょう。

 

「ニュージーランド総選挙」についても、国自体に大きな問題はありません。

 

「米国ドル」へ影響は皆無ですが、「スイスフラン」「NZドル」を取引している方には注意が必要なイベントです。

 

この時期に一番注目するべき政治イベントは、12月上旬に開催される「中国・中央経済工作会議」です。

 

「中央経済工作会議(中国)」

 

中華人民共和国(中国)が毎年1回(12月上中旬頃)に開催する経済に関する最高レベル会議

 

この会議の為に中国では1ヶ月以上かけて調査研究を行い、本会議で経済政策に関する様々な施策や対応が行われます。

 

今や米国やユーロ圏に並ぶ大国になった中国の翌年に向けた経済活動の基本方針を内外へ向けて発信する重要会議です。

 

当然、内容によっては株価や為替に大きな影響を与える事は間違いありません。

 

チャートは2016年の中央経済工作会議(12/15から12/16)における「米国ドル/日本円(USD/JPY)」です。

 

この時には大きくチャートは跳ね上がっています。

 

 

2017年年末最大の政治イベントは、「中央経済工作会議(中国)」でしょう。

 

しかし、その発表が「明るい話題」となるのか、「暗い話題」となるのかは、まだ不明です。

 

中国は「2015年6月」,「2016年1月」の2回、株価を暴落させています。

 

この時にも多くの通貨ペアが影響を被りました。

 

2017年全体で中国の動向は注視しておくべきポイントでしょう。

 

年末・年始の期間中、「経済的イベント」は何かあるでしょうか?

 

年の瀬も押し迫り、経済的には区切りとも言える期間です。

 

次は12月から2月の「経済的イベント」を確認してみましょう。

 

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FXドル円予想に役立つ経済的イベント

 

「経済的イベント」は下表の2件です。

 

 

石油の産出国が集まり、石油の経済活動の指針を決定する「OPEC総会」が予定されています。

 

6月に開催され、今回の12月開催では「年の総括」「翌年の指針」が議題となる筈です。

 

その為、特に大きな影響は無いとみても大丈夫ですが、為替市場とは密接な関係性がある原油市場のイベントです。

 

開催については注意していた方が良いでしょう。

 

2年に1回開催される「世界貿易機関(WTO)閣僚会議」が2017年に開催予定です。

 

世界貿易機関(WTO)閣僚会議

 

世界貿易機関(WTO)の最高意志決定機関であり、すべて加盟国の代表が出席して開催される基本的には2年に1回開催予定であるが、各国の交渉が難航した場合などには開催が延期される場合もある

 

世界貿易機関(WTO)は、各加盟国同士の自由貿易促進を目的として創設された国際機関です。

 

通商ルールを取り決めする重要な会議であり、2年に1回の開催ですから、各国の通商ルール見直しに終始すれば大きな影響はありません。

 

しかし、議論が紛糾する事が発生すれば為替市場にも大きな影響があります。

 

会議終了時の会見には注目していた方が良いでしょう。

 

最後に12月から翌年2月の期間全体をまとめたスケジュール表の提示と、年末の為替市場に関する傾向をご説明します。

 

全体スケジュールとFXドル円予想に役立つ年末の傾向

 

 

12月から2月の各イベントを確認しましたが、12月から1月にかけては諸外国、特にキリスト教圏では「クリスマス休暇」があります。

 

12月下旬から多くの為替市場が休場となりますから、基本的にはレンジ相場となって、安定した起伏の少ない相場になります。

 

変化が乏しい状態になると、取引をしているFX会社の収益も少なくなりますから、実質手数料である「スプレッド」は拡大傾向になります。

 

すると、レンジ相場で利益が少なく、スプレッドで損失は大きい状態が多くなります。

 

また、大手証券会社や「年金機構」などの大きな「機関投資家」も休みとなる為、個人投資家や中小証券会社が相場の大多数を占める事になります。

 

個人投資家は「要人発言」の様な詳細不明なニュースに敏感に反応したり、大多数が一方向へ動くと追従してしまう性質があります。

 

その為、年末の為替市場はテクニカル分析で予想するには困難な上下動を突然起こす場合もあります。

 

こうしたことから、12月下旬のトレードについては、あまり手を出さないのが良いでしょう。

 

まとめ

 

各イベントスケジュールを確認して12月から翌年2月までの為替市場を取り巻く環境をご紹介しました。

 

この期間中のトレードは、スキャルピングの様な短期取引は12月下旬から1月上旬は避けるのが良いでしょう。

 

スイングトレードの様な長期間トレードについては、経済イベントに注目して大きな変化を逃さない事が肝要と考えます。

 

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