ドル円レートで過去の検証に便利なツールは?大統領交代時の為替予測!

sumnail

この記事を執筆している日付は「2016年6月21日」。

 

英国がEU離脱の是非を問う国民選挙直前の時に執筆しています。

 

この事態に市場がヒステリックに反応した事で、「米ドル/日本円(USD/JPY)」の相場は1ドル=103円まで円高が急激に進行しました。

 

2015年の4月、5月では、1ドル=125円であったのに、次の年である2016年では103円です。

 

こうした事態を予測するにはどうしたら良いでしょうか?

 

今回はFX初心者でも利用可能な過去のチャートからの「未来予測」を行う為に関する情報や、大統領が交代した際の為替の変動を検証し、投資にどう活かすかご紹介します。

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過去のレートから読み解く為替の未来予測ツールとは?

 

FX会社の中には、過去のチャートと現在のチャートを照らし合わせて「未来予測」を行うツールを公開しているんですよ。

 

ネットを調査してみると、下記の3社で「未来予測」を公開していますね。

 

ヒロセ通商「さきよみLIONチャート」

未登録で使用可能ですが、機能制限がかけられています。
口座開設を行えば無料で利用可能ですね。

 

FXプライムbyGMO「ぱっと見テクニカル」

閲覧は可能ですが、機能的にはロックされており、利用するには口座開設が必要です。

 

JFX株式会社「未来予測チャート」

見た目がヒロセ通商と同じなので、同じシステムを使用していますね。
未登録で利用可能ですが、やはり詳細に使うためには口座開設が必須です。

レート1

現在のチャートから傾向を判断して、過去の近似したチャートを数パターン示してくれます。

 

その時の近似度合いをパーセンテージで表示し、それを確認して使用者が未来予測を判断する方式ですね。

 

ただ、未来予測と言っても絶対的中する訳ではありませんので、最終判断はあなた自身がしなくてはなりません。

 

使用方法を紹介している動画は載せておきます。

 

「未来チャートのお話(FXトレードフィナンシャル)」

 

過去の米大統領選から為替相場を大胆予測!

 

2016年の話題はもうひとつ、「アメリカ大統領選」がありますね。

 

ヒラリー女史とトランプ氏の対決となった大統領選ですが、特にトランプ氏は近年まれにみる特徴的な御仁です。

 

あの過激な思想は、大統領に当選してから現実に実行されると世界的にはかなりの影響を与えるでしょう。

 

実はアメリカ大統領に関しては、「大統領サイクル」と呼ばれるジンクスがあります。

 

これは、アメリカ合衆国の大統領選挙のサイクル=4年間と、ドル相場の為替などに関係性があるという経験則またはジンクスです。

 

ずばり、

 

①「米国の中間選挙の年が円高ドル安となり、大統領選挙の年は円安ドル高。」

 

更には下記の様な経験則も存在します。

 

②米国大統領選挙の年は、為替は動きにくい。

 

これは政治的思考がある人には理解出来る話でしょう。

 

大統領の所信表明では経済に対するスタンスも発表されます。

 

経済界にも影響を与える大統領が交代する事でガラリッと変化する可能性もあり、そう考えると大きな投資は控えるのが無難ですね。

 

 

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③共和党が勝てばドル高、民主党が勝てばドル安

 

アメリカは2大政党による政治を行っています。

 

日本でも与党と野党で考えが相反していますから、アメリカでも同じでしょう。

 

当然、市場経済は変化しますから、この経験則が絶対的な話ではありません。

 

しかし、細かい政治的背景については省略するとして、こうしたスタンスの違いを知っておくことは損ではないでしょう。

 

さて…①②③の話は先にも述べた様に絶対的な話ではないんですね。

 

まず、①の大統領サイクルと②について調べてみましょう。

 

近年のアメリカ大統領が居た任期と「米ドル/日本円(USD/JPY)」チャートを重ねてみます。

 

任期は4年間で、緑が任期前半の2年、黄色が後半の2年になります。

 

任期終了-交代は赤い縦線です。

 

ジンクスでいけば、緑と黄色の境目が円高ドル安、赤い縦線で円安ドル高となる筈です。

レート2

レート3

これで確認してみると、①,②どちらも実現していないように見えます。

 

無理矢理に見ても、中間選挙付近では、円安ドル高任期満了時期には円高ドル安にみえますね。

 

他のサイトではこうした検証しているデータは無いので、やはり噂程度のジンクスの可能性が高いです。

 

しかし、大統領任の期満了年にはチャートの頂点が確認出来ますから、任期満了年の年末から年始には注意が必要かもしれませんね。

 

 

次は③を調査した結果を下表にしめします。

 

表に示した○と×でジンクスが当たったかどうかを示しました。

レート4

結果としては、まあ的中してなくもない…といった微妙なところでしょうか。

 

以上からも「大統領サイクル」はジンクスであり、絶対的な法則でありません。

 

そうなると、ヒラリー女史またはトランプ氏の演説などによる発言から、互いが計画している金融政策を推し量るしかありませんね。

 

金融情報サイト「QUICK Money World」の意識調査によると、トレーダー達から見て、どちらの候補が大統領になっても「円高要因」という結果になっています。

 

ただし、トランプ氏はドル円の関係についても攻撃的な発言をしています。

 

その為、トランプ大統領が誕生した場合、「強い円高要因」49%、「やや円高要因」36%という調査結果が出ています。

 

2016年のドル円レートの傾向と対策

 

さて、2016年のこれからはどうなってゆくのでしょうか?

 

先に述べた様にこの記事を執筆しているのは、英国のEU離脱が判定する前ですから、その結果によって大きく変化するはず。

 

こうした金融情報を元にした未来予測、ファンダメンタル分析には金融の知識が必要ですし、刻々と変化する経済状況をいかに把握出来るかが肝になります。

 

テクニカル分析な視点で未来予測をした場合はどうでしよう?

 

テクニカル分析はチャートの動向そのものから近似的な経験則により未来を予測します。

 

市場の変化を加味していない為、ファンダメンタル分析よりは精度が劣りますが、おおよその見当はつける事が可能ですね。

 

ファンダメンタル分析については以下のページで詳しく紹介しています。もしご興味があれば参考にしていただければと思います。

 

今回はテクニカル分析でマクロな視点から為替チャートを確認してみましょう。

 

一番に知りたい事は、ダウントレンド(円高)がどこまで続くのかでしょうという事。

 

図は2016年1月から6月の「米ドル/日本円(USD/JPY)」チャートです。

 

綺麗なダウントレンドを形成しており、チャートだけから判断すると6月以降もまだまだ下降は続きそうですよね。

レート5

 

過去の為替チャートを確認してみましょう。

 

図は「米ドル/日本円(USD/JPY)」で1999年から2016年の月足チャートです。

 

先に述べた通り、2015年に125円に到達してから失速しています。

 

過去を振り返ると、2007年から2015年の間に巨大な谷間が形成されていますね。(クリックすると拡大します)

レート6

 

その底値は「1ドル=75円」

 

思い出すのは「リーマンショック」ですが、実は「リーマンショック」は2008年9月です。

 

崖の起点は「リーマンショック」より前、2007年7月辺りから生じています。

 

この時、イスラエル軍がレバノン領南部に侵攻し、シーア派組織と戦闘を開始しています。

 

アラブの戦争が発端となってダウントレンドが発生し、リーマンショックを経て、底値「1ドル=75円」に到達しています。

 

この後から2015年へ一気にアップトレンドになっている一番の要因は「アベノミクス」です。

 

より過去の変動を確認してみましょう。

 

すると、「1ドル=100円付近」で強力なサポートがあるのを確認出来ます。

レート7

 

とすると、先に説明した「1ドル=75円」という数値は異常といえます。

 

逆にレジスタンスは「1ドル=125円付近」。

 

「1ドル=100円付近」または「1ドル=123円付近」を突破するには、かなりの出来事が起こらないと突破不可能でしょう。

 

注意すべき出来事としては、近年で為替市場を動かしたキーワードを思い浮かべると…。

 

「EU関連」「アラブ情勢(イスラム国)」「石油価格」「日銀金融対策(規制緩和)」などがあげられます。

 

これらを一つの基準として覚えておくと良いですね。
 

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まとめ

 

為替市場の予測は、今後のトレードにとって大切な要素です。

 

自分で予測を立てられるのが一番良いのですが、現在はネットを調べると証券会社に所属する人物などのコメントやコラムを拝見する事も出来ます。

 

そうした情報サイトや有識者の意見を参考にし、その中から自分の予測を組み立てる方法も為替市場を早く理解する方法でしょう。

 

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